映画『キングダム4 大将軍の帰還』の感想〜リーダーを目指す人、すでにリーダーの人必見。人を動かすリーダー像が学べる良作

第四作目「キングダム 大将軍の帰還」
映画・ドラマ・漫画感想




こんにちは!映画大好きタカヒロです(@kyohirofuku

今年もキングダムの季節がやってきた。第二作から毎年映画館で観てきたキングダム。

これまでの鑑賞歴を振り返り、改めて最新作を観るのもおもしろい。

あのときは、仕事忙しかったなぁ、育休だったなぁなど当時の様子を思い出す。

長い期間をかけてみる続編映画は、人の人生とともにあるなぁと改めて感じた。

第一作(2020)子供2歳でわちゃわちゃ

キングダム,吉沢亮,山崎賢人,橋本環奈,長澤まさみ,大沢たかお,映画

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第二作(2022)育休時

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第三作(2023)仕事山場

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ザックリとしたあらすじ

嬴政(えいせい)が中華統一を目指す「秦」に「趙(ちょう)」が攻め込んでくる。趙の大将軍はいなくなり、攻め込んでくる兵力は無いはず。何か趙に変化があったのか?

この戦にあたり、秦の大将軍に「王騎」が任命される。王騎の元で修行を積んだ主人公「信」も100人将として戦に参戦。

戦果を上げた後、休んでいるところに龐煖(ほうけん)が現れる。

信たちの運命は?

「趙」を撃退できるのか?

『キングダム4 大将軍の帰還』の感想

管理職を目指す自分と重ね合わせて終始鑑賞!リーダーとは何たるか?を学べた

管理職目指して日々、仕事をしている私。

リーダーとして人に指示を出すことも多く、リーダーとは何たるか?について試行錯誤の毎日だ。

そんな悩みを抱えている私にとって、映画のリーダー(大将軍)である王騎(おうき)や飛信隊のリーダー「信」、飛信隊の仲間「尾到(びとう)」たちの言動には、目を見張るものがあった。

将軍(リーダー)の本質とは

作品の中で王騎が、以下のように述べるシーンがあった(正確ではないです。)

「将軍というのは、役割の名前に過ぎない。その本質は重圧に耐えながら修羅場をくぐり抜けた先にあるもの」 

「そもそも将軍とは何たるかは、戦場をはいずり回って自分自身でみつけるもの。人から教えをこうなんぞ考えるべきではない。このバカちんが。」

両方、すげー本質ついてるなと。

管理職の名前も役割の名前に過ぎない。課長、部長、本部長などなど。

ただ、そこに行き着くまでには越えなくてはならない修羅場があり、それを乗り越えた先にある。

こればかりは、自己啓発本を何十冊読んても身につかない。リーダーとして苦しみ、乗り越える経験でしか身につかないのと同じだなと。

最近、自分もこれを身にしみて感じている。

将軍(リーダー)の素質とは?

「リーダーとして指示したけど、だれもその仕事をやってくれなかった。」

なんてことはザラ。ていうかそれが普通。

でも、信の飛信隊は、信が倒れた時に命がけで信を守った。

命令されたわけでもないのに。

この姿を観た尾到は、「大将軍の素質あるよ、お前」と言った。

何も指示しなくても、こいつのためならと自ら動く。そんな存在がリーダーとしての資質なのかなと。

そのためには、誰よりも部下のことを考え、先を見据え、ビジョンや方向性を示さなければならない。とても孤独で辛いこと。だが、その先に歯科見えない景色もあるのだ。

窮地に立たされた時のリーダーの振る舞い

常に冷静に戦況を見極め、窮地に立たされたときにも、尽くせる手を考え、仲間を鼓舞する。

窮地に立たされたときこそ、リーダーの真の姿が見えるなと、王騎の姿を見て感じた。

(おわり)

『キングダム4 大将軍の帰還』(2024/7/13)★★★★★@tjoy横浜 公開:2024年7月

★★★★★ 近年有数の名作

★★★★☆ 見逃せない

★★★☆☆ 楽しめる

★★☆☆☆ それなりに楽しめる

★☆☆☆☆ オススメしない

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