飛行機内でソロモンの偽証前編、後編をまとめてみることができました!
アメリカ東海岸から日本への飛行時間は約12時間。帰りも映画を観ようと映画コンテンツを見ていると「ソロモンの偽証 前編・後編」を発見。この映画は前編、後編の2本の映画に分かれていますが、飛行機内部では前編、後編をまとめてみることができました。(まとめると約240分の大作です。)
宮部みゆきさんの作品らしい小難しい少年が出てきます
<告白>の時もそうでしたが、屁理屈をこねる小難しい少年が出てきます(笑)この小難しさがなんとも宮部みゆきさんっぽい。こんな小難しい少年がいるのか!?というくらい憎たらしい少年でしたね。そしてこの少年の死の原因を裁判で明らかにしよう、というのが今回の映画の物語です。
前編、後編に分ける必要があったのか?という疑問
おそらく前編を映画館で観た人は「えええ~!!ここで終わりかい」という中途半端感を味わっただろうなというくらい、唐突な位置で前編を区切っています。これならある程度内容は省略して少し長めの映画にしてもよかった気がします。ストーリー的には単純なのですが、クライマックスに行くまでの子供たちの繊細な心境の変化を描き切るにはこれくらいの時間が必要であったということでしょうか。それにしても前半はやや間延びした印象を受けました。
中学生、高校生のみんな、前に踏み出す勇気を持とう!
主人公たちが裁判をやるために、内申点に響こうが関係ない、自分たちがやりたいことをトコトン追及する、という姿勢を貫きます。型にはまりがち、挑戦することにブレーキを踏みがちな中学生、高校生に是非見て欲しい映画です。
ソロモンの偽証 前編・後編
★★★☆☆
公式サイトはこちら
http://solomon-movie.jp/