こんにちは!川崎在住のタカヒロです(@kyohirofuku)
4年半ぶりの細田守監督作品『果てしなきスカーレット』を鑑賞。
細田守監督作品はすべて見てきたし、そのバトルシーンは楽しく、インターネット描写は近未来的でとても楽しませてもらってきた。
そんな期待を込めて、公開日に有休をとって鑑賞。
【注意】
ネタバレありのため、知りたくない方はこれ以上は読まないほうがいいです。
『果てしなきスカーレット 』のザックリとしたあらすじ
自分の父親を殺された王女が、復讐をしようとして失敗。死後の世界にも自分の父親を殺した敵がいると知り、死後の世界で復讐を試みる物語。
『果てしなきスカーレット 』の感想
映画から感じたメッセージ「生と死」
死後の世界ということに、まずは面食らった。死後の世界となると、なんでもアリのようなイメージだが、わりと現実味を帯びた世界だった。
「自分を**す。」ことの難しさと大切さ
主人公が最後に気づくのが「自分を許す」ということ。
父親を殺した敵でもなく、父親そのものでもなく、「自分を許す」ということにとても府が落ちた。
私も気づけば自分を責めていることが多く、常に自分を許さずに責めてんなと実感した。
仕事の準備がととのっていようがいまいが、良い発言ができようが、できまいが、とにかく「自分を許して前を向いていきたい」と改めて感じた。
今までの作品とは違い対象の年齢層が上がったか?
これまでは、バトルアクションやネット世界の描写が顕著だったが、今作はバトルアクションもあるものの、やや情緒的な側面が強い作品のように思えた。
監督が自分の娘さんを想い作った作品というだけあって、その要素が良い意味でも悪い意味でもにじみ出ていた印象だ。
娘を持つ親には刺さるかもしれないが、息子を持つ私にはあまり刺さらなかったかな。また「愛」「死」という人間の普遍的なテーマが直球で描かれていたので、わかりやすさを求める人には少し小難しく感じたかもしれない。途中の踊りもあまりよくわからなかったし。(すいません、個人的にミュージカルが苦手なので。)
次回作に期待。
(おわり)
『果てしなきスカーレット』(2025/11/21)★★☆☆☆ @チネチッタ
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない





