映画『竜とそばかすの姫』の感想〜 苦しさは強さ。強いということがどういうことか?を改めて教えてくれる物語

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こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku

仕事で問題が勃発して、精神的にも疲れていたので土曜は妻に交渉して映画鑑賞。

細田守監督の『竜とそばかすの姫』

細田守監督作品は毎回観ていて、アクションあり、家族愛あり、ネット世界を舞台にした独自の物語ありと楽しめる要素が満載。

びっくり箱のような驚きをくれる作品だ。

今回の作品もそんな期待感を抱いて、一人映画館へ向かった。

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では、早速いってみよう!

『竜とそばかすの姫』のザックリとしたあらすじ

仮想空間「U」というアプリで絶大なる人気を誇る歌手のアバター。

実は彼女は、高知の田舎の女子高生だった。

彼女が絶大なる人気を誇る歌手になれた理由、経緯、

そして、「U」の中で出会う竜。

現実世界の青春模様と掛け合わせながら、竜の謎に迫っていく物語。

とくに、デジタル上で主人公が成功し、苦悩している様子が、手触りのある表現(ネット上での誹謗中傷、興味関心のおきかた含む)で描写されているので物語にグイグイ引き込まれる。

『竜とそばかすの姫』の感想

抑圧された環境が強さを生み出す

1つ印象的だったのが、「抑圧された環境が強さを生み出す」という「U」の設定だ。

登場人物それぞれが、事情を抱えていて、その苦しい状況下で前に進もうとする意思。

そんなパワーを「U」は読み取り、強さにする。

これを現実世界に置き換えて考えてみると、例えばオリンピック選手。

自分を抑圧された環境に置くことで、自分自身を高め、鼓舞し高みを目指す。

もしくは、仕事。

世の中に価値を出すために、日々奮闘しながら、時には苦しい状況に身を置きながら働き、成果を出す。その中で人間としての深みも生まれてくる。

そんな、「抑圧された状況下で起きるパワー」というものが、強さにつながっている点が印象的だったし、やはりそうなんだなと思った。

「青春」「家族」が物語のキーポイント

主人公が年頃の女の子というだけあって、あまずっぱい青春要素満載だ。

中学生、高校生の方には是非、見てほしいなと。

私も昔は、こういう青春映画を見ては過去の自分に照らしあわせていた。

しかし、自分が親となった今、そういう感情よりも、「息子にもこういうあまずっぱい青春を送ってほしいな」と思うようになった。

親になると映画を見る視点も変わるなと。

また今回の主人公と親とのエピソードでは、早々に涙腺が崩壊してしまった。

「家族」という点もこの作品の大きな要素だ。

音楽と映画の相乗効果〜ビジネスの片鱗を見た

新海誠監督作品もしかりだが、映画の内容を音楽や歌と密接な関わりのあるものにすると、その音楽自体を、映画を見終わったあとも聴きたいという欲求が生まれる。

その時に、どのサービスでどう見せるか?というビジネス目線の話になってくる。

例えば、今回の作品の場合はSpotifyで独自のプレイリストを作成していた。

映画館では、SpotityへのリンクがあるQRコードシールを配布。

あわよくば Spotifyにも加入してほしい、というビジネス上の流れが垣間見えた。

ちなみに、iTunesストアやYoutubeには音楽は出ていなかった。

またサウンドトラックの発売も8月と遅めだ。

映画を見た後の音楽を聴きたい!という欲求をいかにSpotifyで集中して受け止めるか、そういう意図が見えたスキームだった。

『竜とそばかすの姫』(2021/7/19)★★★★★@TJOY横浜

★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない

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