映画『シン仮面ライダー』の感想〜庵野さんならではの世界観を堪能できる美しい映画

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こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku

シン仮面ライダーは2年前くらいから予告映像が公開。雑誌などでも公開することが紹介されていた。

なぜここまで話題になっているかというとエヴァンゲリオンの生みの親、庵野秀明さんの作品だからだ。

私は庵野監督の独特な世界観が好きで、彼が関わる映画もいくつか観てきた

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独特のカメラワーク、脚本に毎回驚くのが庵野さんの作品。

シン仮面ライダーも公開翌日に鑑賞。

『シン仮面ライダー』のザックリとしたあらすじ

バッタ人間にされた主人公、本郷猛が自分を改造した組織「ショッカー」を倒しにいく物語。

『シン仮面ライダー』の感想

庵野作品好きはもちろん楽しめる

庵野さんの作品が好きな人は、独特のカメラワーク、脚本、演出を楽しむことができると思う。

あえて下のアングルから人物を撮影したり、線路や海岸など美しくも儚い風景で登場人物が想いをはせるシーンなどワンカット、ワンカットが絵になる作品だ。観ていて心が洗われる。

蜘蛛オーグとの戦闘シーンのダムや化学工場など、過去の仮面ライダーのオマージュとしてのロケ地が多かったようだ。

私は再放送で小さい頃に昭和の仮面ライダーを観たくらいなので記憶にはなかったが。

悪と正義という単純な二項対立ではない

今回の設定で面白かったのがショッカーという組織のミッション。人間を幸せにするためという目的のために、人間をリセットする。完全なる悪ではない組織なのだ

そして仮面ライダー自身もショッカーを暴力倒していくことを悩むという、人間臭い一面をで持つ。

スパイダーマンや僕のヒーローアカデミアのような闘う正義も人間で悩みがあるという人間臭さがリアリティを産み、共感されやすいのかもしれない。今どきの設定だなあと。

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人をひきつける魅力とは何か?

庵野監督だから映画を観に行く、池松壮亮だからリアリティのある演技二惹かれる、浜辺美波だから絵に華がある、、、映画を観ながら他の人間にはない、圧倒的な魅力を持つ人になるにはどうすれば良いのか?をもんもんと考えた。

というのも、この年齢になると立場上、人にお願いしたり人をまとめたりすることが多くなってきたからだ。上に上がる人には人間としての魅力があり、それは芸能人でも監督でもサラリーマンでも同じだなと。とすると自分の魅力を最大化するにはどうすればよいのか?今のところは自分らしさをつきつめていくという当たり前だけど難しい仮説に落ち着いている。

閑話休題。庵野さんの世界観が好きな人には楽しめる映画だ。ぜひ鑑賞してみてほしい。

(おわり)

『シン仮面ライダー』(2023 /3/18)★★★☆☆@Tジョイ横浜 公開:2023年3月

★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない

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