アニメ『どろろ』の感想〜自分の人生に抗いながら「強く生きる」主人公に心が熱くなれる名作

どろろ,手塚治虫,アニメ 映画・ドラマ・漫画感想




こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku

ここ2ヶ月くらい、洗い物をしながらスマホ動画を観ることが小さな楽しみになっている。

初めは、メンタリストdaigoの動画、次に『ハイキュー!!』、『攻殻機動隊 2045』と鑑賞してきた。

さて、次はどの動画をみようかなと試した結果がこちら。

試しに観てみた作品一覧 (あくまで個人の感想です。)

『梨秦院クラス』【視聴継続を断念】

センチメンタルなシーンにセンチメンタルなBGM、1話が60分近くあることもあり、少し冗長なシーンが目につき、耐えきれなくなった。いじめの主犯格が病院のベットでしんみりしてるシーンなど、それいる?と思ってしまう場面が多々あり。

『フェアリーテイル』【視聴継続を断念】

子供の頃に見ていたら確実にハマっていたなという印象。今の私の年齢で観ると少し主人公たちが眩しすぎた。

『あひるの空』【視聴継続を断念】

設定は面白い。漫画を読んだことがあるので楽しい事は知っていた。しかしながら、何度も殴られた主人公の顔が回復してたり、意外にもヤンキーが主人公の挑発に乗って、真面目にバスケの試合をしたりと、違和感があるシーンがちらほら。少し「あれ?」と思うと、気になりすぎて見続けることができなくなった。

こんな中、私の好みにピッタリハマり、残ったのが『どろろ』というアニメだ。

今回は、アニメ『どろろ』の感想をシェアしたいと思う。

では、早速いってみよう!

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『どろろ』のザックリとしたあらすじ

時は戦国時代。

主人公「百鬼丸」は、小さい頃に魔物に、眼、鼻、耳、手足を奪われてしまう。

その理由は、父親が自分の領土の繁栄のため、悪魔に魂を売ったからであった。

親に捨てられた百鬼丸は、そんな姿になりながらも一命をとりとめ、周りの力を借りながら青年へと成長する。

そんなある日、「どろろ」という子供に出会う。

「百鬼丸」の運命は?

『どろろ』の感想

剣を使って化け物を倒していくというのは、『鬼滅の刃』に通ずる、良い意味での「暗さ」のようなものがある。

そしてその「暗さ」に引き込まれる。

百鬼丸の境遇も決して良い境遇ではない。

あらゆる感覚を奪われながらも前に進んでいく、健気な姿には見ている側に勇気をくれる。

そして戦国時代という理不尽な時代の中、必死に生きようとする「どろろ」や周りのキャラクターも含めてだ。

私の先祖もこんな激動の時代を生き延びたのか、なんて考えてしまう。

ちなみにこの作品は、1967年〜1968年に週間少年サンデーで手塚治虫により描かれた漫画が原作だ。

私が生まれる数十年前から、こんなに人の心を打つストーリーがあったと思うと、本当に感慨深い。

そして、百鬼丸の切なさと力強さは、どこかブラックジャックをも彷彿とさせる。

(彼もまた五体満足な体ではなかった)

何かしらの、ハンデを背負った主人公が必死に自分の人生に立ち向かっていく。

手塚治虫先生の漫画にはそんな、物語が多いようにも思える。

そしてそんな物語に私たちは勇気をもらうのだ。

アニメの描写が美しい

『ハイキュー!!』の作画が、シーズン4から残念なことになって観れなくなったように、作画は私がアニメを見続けられるかどうか、の判断ポイントになっている。

『幽遊白書』も『忍空』も、アニメの作画に耐えられずに、子供ながら観るのをやめたほどだ。

その点『どろろ』の作画は素晴らしい。

ツインエンジンというアニメーション会社らしいのだが、『ヴィンランドサガ』と同じだということにアニメの冒頭のアニメーションで気がついた。

また作画だけではなく、主題歌も含めて、めちゃくちゃクール。

『どろろ』という作品の世界観にどんどん引き込まれていく。

正解が無い問いをどう考えるか?

正解が無い問いに対して、センシティブな切り口から切り込む。社会に対してそれを問いかけるという、手塚治虫漫画の深さを感じた。

というのも、この作品は、

自国を繁栄させるために、我が子の体を悪魔に捧げる契約をした君主とその家族

自分の体を取り戻すために悪魔に立ち向かう主人公、百鬼丸

というかなり倫理観が絡む設定になっているからだ。

要は、人1人を犠牲にして多数の命を救えるのであれば、それでいいのか?という問いだ。

アニメの主人公は、百鬼丸であり、どろろであるなら、悪役は君主だ、ひどい奴だ

と決めつけるわけにはいかない。

君主の飢饉や災害から土地を守り、民を救いたい(上り詰めたいという野心はあるが)ということ自体は間違ってないし、君主であればそうしてまでも、国を救いたいというのわかる。

しかもそれは自分の子供であり、子供本人以外には迷惑はかけていない、というロジックだ。

これはどちらが間違っているのか、どちらが敵か?というより、

こういう課題を社会に問いかけたかったのでは?と思う。

(身体を取り戻していくという設定自体もかなり際どい。)

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タカヒロ的まとめ

いかがだっただろうか?

コロナ禍の中、時間を持て余してしまうこともあるかもしれない。

そんな時は、少し肩の力を抜いて『どろろ』をアマゾンプライムビデオで鑑賞してみてはいかがだろうか?

『どろろ』(2020/6/7)★★★★★@アマゾンプライムビデオ

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