ドラマ『鉄の骨』の感想〜おかしいものはおかしいと言える人間ですか?自分の会社が全てではないことを改めて思わされる作品

映画・ドラマ・漫画感想




こんにちは!池井戸潤作品大好きタカヒロです(@kyohirofuku

NETFLIXには映像化された池井戸潤の作品がいくつかあるので、未視聴のものを観ている▼

映画『七つの会議』の感想〜会社の常識を疑わないと痛い目を見ることをリアルに描いた作品

ドラマ『アキラとあきら』の感想〜経営の苦しさと厳しさとは?仕事のやる気をもらえる作品

池井戸潤の作品の魅力は、働くことへのやる気がでることだと思う。

自分の仕事にコミットし、あらゆる困難に立ち向かう。そんな主人公たちの姿に鼓舞されるのだ。

そこで今回は池井戸潤作品、2020年にWOWOWで公開された『鉄の骨』の感想をシェアする。

『鉄の骨』のザックリとしたあらすじ

神木隆之介が演じる建設会社に勤務する平太。

初めは現場で働いていたが、ある日本社より業務部への異動が告げられる。

突然の異動に驚く平太。なんとその業務部は、建設会社の談合に携わる部署だった。

平太は建設会社の闇に飲み込まれていく。

『鉄の骨』の感想

おかしいものはおかしいと言える人間に

会社という世界にどっぷり浸かると、おかしいこともおかしいと言えなくなる。

そんな事を客観的に学べる映画だった。しかもそのおかしいことが、権力と絡んでいるとなおさら厄介だという。

『7つの会議』でも似たような展開であり、作者自身が会社という小宇宙のおかしいところを世の中に知らしめようとしているのかとも思える。

映画『七つの会議』の感想〜会社の常識を疑わないと痛い目を見ることをリアルに描いた作品

ただし、正義感だけでは生きていけないのも事実。板挟みになる役職の人間が何人も出てくる。

タカヒロ

部下と上司に板挟みになる管理職をみていると、胃がキリキリしてきます…

これはドラマだけの話ではなく、世の中で起こってる出来事なんだろうな。

72歳の柴田恭兵が渋すぎる(2022年時点)

あぶない刑事が印象に強い、柴田恭兵が建設界のドンとして登場。

地上波ではお目にかかることが少なかったので、久々に拝見しましたが渋すぎでしょ!

画面越しにカッコ良さがピリピリ伝わってくるレベル。かなり痩せていたけれど、体調は大丈夫なのかな?と、調べてみたら2006年に肺がんを患い、今は回復しているそう。今後のご活躍を期待しております。

そんな柴田恭兵演じる本作の建築界のドンも様々な「しがらみ」に巻き込まれることになる。

そんな中でも、物腰柔らかに虎視眈々と難問を解決していく姿にも働く元気をもらえた。

ものごとを何でもすぐに0、1で考えて結論を急ぐのではなく、虎視眈々とチャンスを伺う、そんな「座して待つ」姿勢が印象的だったし見習いたいと思った。

(おわり)

『鉄の骨』(2022/10/1
)★★★★☆@NETFLIX 公開:2020年

スポンサードリンク

スポンサードリンク



スポンサードリンク



気になる製品はこちらからチェック!