3歳児健診を受けて思ったこと(子どもの発達と発達グレーについて)

育児




こんにちは!二次の父のタカヒロです(@kyohirofuku

先日、子供の3歳児健診を受けてきた。

ご存知の方もいるかもしれないが、子供の3歳児健診は子供の発達の状況を診るめちゃくちゃ大事な検診だ。

私も少し前までは「健診か〜面倒やな」くらいにしか思ってなかったが、子供の発達で気になることがあり調べてみると3歳児健診で発達の具合を調べられると知り、驚いた。

今回は3歳児健診を受けてみた感想と考察についてご紹介する。

3歳児健診で発達に関してどんな事を検査されるの?

まず3歳児健診で発達に関して検査されるのは、

子供に発達面で知的な障がいがないかということだ。

じゃあ何ができていればいいの?というと、私の自治体では以下の3点を検査された。

3歳でできていてほしいこと


1、名前の受け答え
「お名前は?」に答えられるか?

2、年齢の受け答え
「何歳かな?」に答えられるか?

3、大小の概念
「これとこれどちらが大きい?」で正しく答えられるか

ちなみに、この他にも

「誰ときたの?」

「どうやってきたの?」

という質問をされた。(難易度高めだと思うが…これらは答えられなくても問題ないようだった。)

そして上記の3つを答えられれば、3歳としては知的な障がいは無いだろうというのが自治体の判断だった。

(どうしても気になることがあれば、専門機関に相談してくださいと補足説明された。)

3歳児健診の結果を受けて思ったこと「発達グレーの判定は難しいし、社会のインフラも整ってない」

正直に言って少し肩透かしを食らったのは間違いなかった。

なぜらばネットで他の3歳児健診のことを調べると、

質問を子供にバンバンされて、答えられなければハイ、専門機関へどうぞ

と漫画に出てくる特殊な人間を選別するための鬼のような試験かと思っていたからだ。

そんな予想とは違い非常にゆるやかな健診だった。なぜか?その理由を考えてみよう。

【理由1】そもそも発達グレーは判定しずらい

ここ数年で発達障害ということが社会的にも認知されてきている。

しかしながら、発達障害はあくまで脳の特性でしかないので「これができてれば発達障害ではない」という判定は難しい。

よって発達障害かどうかは断定できないのだ。だから自治体からはすすんで(責任を持って)専門機関への受診をオススメしない。責任持てないので。

あくまで親の希望があればどうぞというスタンス。

【理由2】発達障害の専門機関がまわってない

保育園の先生に現時点で発達障害の専門機関で受診、治療しようとすると数ヶ月先になってしまうらしい。

それほど受け入れ側が整っていない。よって自治体から「発達の専門機関に行ってください」と次から次へ患者を回されてもさばききれるはずがないのだ。

ちなみに自治体の3歳児健診の会場も子供が多くてまわってなかった。

(時間通りにいったのに20人待ち。怒って近くの公園へ息子と遊びに行きましたよ。)

3歳児健診の対策はすべきなの?

3歳児健診の情報はネット上にも出回っているが、名前と年齢以外は取り立てて対策は必要ないと思う。

というのも、子どものには発達の段階で理解できることとできないことがあり、それを無理やり教えても付け焼き刃にしかならないからだ。

ましてや3歳児健診でいきなり知らない大人から質問されて正しく答えられる精神力がある子供のほうが珍しいのではないか。

私も名前と年齢だけ練習して他はしなかった。(特に、どうやってきたの?という質問は現時点では理解できないと判断した。)

受診時点でのありのままが伝われば良いと思う。

まとめ

3歳児健診は子供にとって大事な節目であり、私の経験が誰かの役に立てばと思い書いてみた。

また発達障害の世の中的な認知が高まるなか、自分の子供には関係ないとスルーする人も多いと思う。

3歳児健診でどのような試験があるのか、それにどういう意味があるのか。自治体も聞かれないと詳しくは教えてくれない。

逆に言うと質問には答えてくれる。高い住民税を払っているので、是非ともお子様と向き合い「あれ?何がおかしいかも」ということがあれば、自治体に相談してみてほしい。

また、あくまでこれは私の経験談のであり、子供ごとに事情は違う事を記しておく。

(おわり)

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