こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku)
先日、金曜ロードショウで放映されたスパイダーマン ホームカミングを鑑賞。
スパイダーマンといえば、言わずと知れたアメコミヒーロー。2002年から全ての作品を鑑賞している。
今回の作品は、映画館では観ていなかったのだが、アベンジャーズ シリーズの一つでもあるので、地上波初放送ということで、気になって観てしまった。
今回は、映画『スパイダーマン ホームカミング』の感想をご紹介する。
では、早速いってみよう!
『スパイダーマン ホームカミング』のザックリとしたあらすじ
アベンジャーズ シリーズ、キャプテンアメリカ シビルウォーに登場したスパイダーマンの話。
高校生のピーターパーカーは、ご近所さんの困りごとをするが、いつしかアベンジャーズ への正式な参加を夢見て、青春にあけくれながら、人助けを続けていた。
とある日、ある特殊な武器をもった男たちに遭遇することで、スパイダーマンの運命が変わっていく。
『スパイダーマン ホームカミング』の感想
昔のスパイダーマンのような、化学オタクのもやしっ子が、蜘蛛に噛まれて超人のようなパワーを身につけ、いじめっ子や悪い奴をやっつける、という細かな描写は無かった。
それよりかは、すでにスパイダーマンとしての力が備わっているピーターパーカーが、どうヒーローとして成長していき、アベンジャーズ の一員となるのか?に焦点が当てられていた。
物語の設定がシビルウォーの後なので、仕方ないとは思うが、シビルウォーやアベンジャーズ を観ていない人からすると、わからないことが多かったのでは?と思う。(もちろん、そういった初心者がメインのターゲットではないだろうが。)
ただ個人的には、ヒーローものの第一作目の映画では、もやしっ子が、蜘蛛に噛まれて超人のようなパワーを身につけ、いじめっ子や悪い奴をやっつける、という細かな描写が欲しかったのも事実だ。
(現に、そういう目的でヒーロー映画を観る人も多いと思う。)
ただ、そういった単純な話ではなく、敢えてアベンジャーズシリーズの一つとして位置付け、その中でヒーローとして成長する主人公に焦点を当てることで、一人前として認められたくて、悪戦苦闘する様子には共感するところも多かった。
そもそも人間は、承認欲求というとてつもない化け物を心の中に宿している。その化け物にとりつかれると、とにかく人に認められて、自分の価値を認めさせたい、と慌てふためく。さらには、そのことで人に迷惑をかけたりする。
ただ、そうやっているうちは、承認されることはない。なぜならば、承認されるとは、その人の行動ではなく、在り方や視野、視座と言った生き方そのものだからだ。
そのことを主人公のピーターパーカーも学んでいくことになる。そんな主人公を自分な重ねて、応援したくなるのだ。
私も承認欲求に気がつけば毒されていて、上司に認められようとするあまり、バカな行動をとることがよくある。しかし、そんなことをして承認された試しはない(笑)
とにかく、がむしゃらに目の前の仕事に打ち込んでいると、自然と承認されていくものなのだ。厄介なのは、がむしゃらに打ち込む仕事がないとき。そんな時は、ひたすら自分磨きをする。そうすると不思議と仕事が降ってくる。
ピーターパーカーの映画での悪戦苦闘する様子をみて、そう感じた。
タカヒロ的まとめ
いかがだっただろうか?承認欲求で苦しんだことのない人間なんぞ、いない。
自分の中で目の前のことに、悪戦苦闘していくと周りからの評価は自然とついてくる。
時には悲しみながら、時には怒りながら、自分の軸を大切にして生きていこう、そう思わせてくれる映画だ。
『スパイダーマン ホームカミング』(2018/8/10)★★★☆☆@チネチッタ
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない