こんにちは!団地マニアのタカヒロです(@kyohirofuku)
その昔は、団地の写真集を買い集めたり、団地が好きすぎて団地に行ってはフラフラして、団地の中の雰囲気を観ることを趣味としていました(もはや犯罪レベルw)
昭和を感じさせる団地の建物、そしてそこに住む人の生活感になぜかひかれてしまうんですよね。
団地の中にいると、人がいるという安心感があってものすごく落ち着くんです。
そんな私が観に行った映画が阪本順治監督の「団地」です。今回はこの映画をみた感想をご紹介したいと思います。
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生きていること自体が奇跡。前に進むための勇気をもらえました
「団地」では、日常生活の小さな笑いを滑稽に表現しています。
映画の随所に笑うツボがあり、映画館の中で大阪のオバちゃんの笑い声が響いてました。
この映画で心に刺さったのが、「生きていること自体が奇跡」「負けへんかったで!」という言葉。
(どこでこのセリフが出てくるのかは、映画を観てのお楽しみ)
日常生活を送ること自体が奇跡だとすると、日常生活の小さな笑いも奇跡ですよね。
日常すぎて、気づかないだけで、そんな日常を壊す出来事があると奇跡と気付くんですよね。
人間って。そんな気づきを与えてくれる映画だと思いました。
団地というコミュニティーのおもしろさも体感できます
多種多様な人たちがゆる〜くつながっている団地。そこに住む人たちは、団地の中が自分の住む世界であり、その中の出来事が彼らの人生の大半をしめているんですよね。
そして、それぞれの人の人生が絡まりあって、また新しい出来事を生み出していく。この様子を見ているだけで、心がほっこりします。
人と人とのつながりが希薄になっている!と警告を鳴らす人もいます。今の団地には、こういったゆるいつながりは残っているんでしょうか。
団地にお住いの読者のかた、ぜひ教えてくださいね。(めっちゃ興味あります。)
タカヒロ的まとめ
いかがでしたでしょうか?最近元気のなかった私ですが、この映画を観ながら笑うたびにスッと心が軽くなりました。ああ、こうやって笑っていること自体が奇跡なんやな。今の一瞬一瞬を大事にして、前にすすもっと。
『団地』(2016/6/26)
★★★★☆
@シネリーブル梅田
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない