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映画『君たちはどう生きるか』の感想〜確かにわけわからんけど、それが理由で観ないのはもったいない映画
こんにちは!映画大好きタカヒロです(@kyohirofuku)
『君たちはどう生きるか』のザックリとしたあらすじ
母親を火事で亡くした主人公。母親の妹が新しい母になることになり、母親の実家でもある家で暮らすことに。そこで出会ったアオサギに導かれて不思議な世界へ行く。そこで主人公がみたものとは?
『君たちはどう生きるか』の感想
82歳の宮崎駿監督作品だからこその要素
82歳の宮崎駿監督が作った晩年の作品。この年でここまでのクオリティーのアニメーションの脚本、監督を手掛けるのはさすがとしか言いようがない。
82歳にもなると死生観というか、そんな描写があちこちに登場する。82歳ともなるといろんなことが見えてくるのかなと。
作画に圧倒
また変わらずの1コマ1コマの描写の熱量に、圧倒させられた。
背景、水の動き、動物たちの動き、食べ物の表現など宮崎駿ワールド全開。作画を観ているだけでおもしろい。ストーリー訳わかんなくなるけど、作画だけでも見る価値あり。
どんな思考してたら、こんな表現になるねん!と驚きっぱなし。
それもそのはず、エンドロールみたら名だたるアニメ制作会社が名をはせていました。宮崎駿作品ともなると皆で作るのかと驚いた。
キャラクターがカワイイ
とにかくジブリ。敵味方問わずカワイイキャラクターが登場する。それがまたシュールで可愛くて、何度もニヤニヤしてしまった。
とにかく『君たちはどう生きるか』の原作が読みたくなる
1937年に出版、2017年に漫画化された『君たちはどう生きるか』
原作は全く覚えていないが、宮崎駿の映画『君たちはどう生きるか』を観るとわけわかんないので、原作を読みたくなる。そこになにかヒントがあるのでは?と思ってしまう。
むしろそれが宮崎駿監督の狙いではないか、と思うくらい映画はわけわからんのだ。
今回、宣伝を控えたのもこのわけわからんさを受け止め、思考し、なんなら原作も読んで考察する宮崎駿監督作品好きな熱量のある人をターゲットにしてるからではないかと。
宣伝して子どもたちと家族で観てもおそらく(子供の年齢にもよるが)わけがわからないと思う。『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』と同じテンション、スタンスで観るとガッカリするだろう。
とりあえず原作の漫画を読み返してみて、感想を追記する。
(おわり)
『君たちはどう生きるか』(2023/7/15)★★★★☆@TJOY横浜
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない