ぱっと読むための見出し
こんにちは！タカヒロです（@kyohirofuku）
金曜ロードショーで一年前のコナン映画を放送し、GWからの新作につなげるのはコナンの毎年恒例イベント。
昨年は、『警察学校編』『爆弾処理で松田陣平が亡くなる過去放送』を放送した後の満を持しての映画『ハロウィンの花嫁』。
興行収入も過去最高を記録。これは観ないわけにはいかないと思い、鑑賞。
『ハロウィンの花嫁』のザックリとしたあらすじ
コナンたちの目の前でとある外国人が爆死する。そこには不思議なメッセージの紙が。さらに千葉刑事が何者かにさらわれる。犯人は松田陣平という刑事を連れてこいとの要求がある。
過去に松田陣平が関わった爆破処理の事件との関わりは？過去の因縁なのか？それとも別の背景があるのか？
物語のキーとなる松田陣平▼
『ハロウィンの花嫁』の感想
巧妙な仕掛けで観客の興味をあおるコナン映画
あの高木刑事と佐藤刑事が結婚？！という原作の設定を大きく揺るがす内容に、「これは観なくては」と背中を押された人も多いと思う。
しかし実際は「結婚式を模した訓練」。めちゃくちゃ肩透かし感があった。
映画として魅力的に魅せたいのはわかるが、中途半端に期待させるのはやめてほしいなと。
アニメや映画のオリジナルストーリーが原作の本筋へ影響させてはいけない、という暗黙のルールがあるだけに仕方ないのかなとは思うが。
過去の作品をうまく使った物語の編成は見事
ただ、今回は過去の作品の要素をうまくつなぎ合わせて、映画単体だけでは作り上げられないバックストーリーを付加し、作品に厚みを持たせられていた。
『警察学校編』『爆弾処理で松田陣平が亡くなる過去放送』を観ると2倍も3倍も楽しめるのだ。
白石麻衣演じる謎の女性の設定が粗い
過去の因縁をつなげている中で、物語で出てくる謎の女性（白石麻衣が演じる）の背景に少し薄さを感じた。
自分の息子が犯人に殺されたなら、その物語を数分でも絵にすればよかったのに。言葉での回想だけにとどまっていたからだ（記憶違いならすんません。）
白石麻衣の声優としての演技力が良かっただけに残念な印象が残った。
『ハロウィンの花嫁』（2023/4 /10)★★★☆☆@金曜ロードショー 公開：2022年4月
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない
気になる製品はこちらからチェック！
