こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku)
朝の王様のブランチで主題歌が良い映画特集で『涙そうそう』が紹介されていた。
もともと沖縄が好きで那覇マラソンを走ったこともある私。
映画の中に那覇の風景がたくさん出てきそうだったので、それを観ながら沖縄に想いを馳せるのもありかもと思い鑑賞。
今日は『涙そうそう』の感想を述べようと思う。
では、早速いってみよう!
『涙そうそう』のザックリとしたあらすじ
妻夫木聡演じる兄と長澤まさみ演じる妹との兄弟愛を描いた作品(2006年9月公開)
舞台は沖縄のとある島。兄は本島(那覇)に一足早くいき妹のために働いていた。
そこに妹が高校進学と共に本島(那覇)にやってくるところから物語は始まる。
いつかは自分の飲食店を持ちたい兄。そんな兄と暮らす妹。温かい人に支えられながら、二人に試練が訪れる。
『涙そうそう』の感想
ピュアな兄弟愛の物語を沖縄の風景と共に観ることができる作品。
ピュアなという言葉を用いたのは、おそらく主人公を含め出てくる人が皆、人間的に未熟ながらもお互いを思いやり、助け合って生きているからだ。
自分以外の人をここまで想い、生きていく。そんな人間の強さと弱さを垣間見ることができ、とてつもなく共感できる。
そして何より沖縄の風景が美しい。那覇マラソンを走った時のことを思い出した。
コンクリート造りの家屋、青々とした海、沖縄三味線の音楽が沖縄への気持ちを高ぶらせてくれる。
また当時は妻夫木聡25歳、長澤まさみ19歳。二人とも今観ると若いが、さすが日本を代表する俳優なだけあって初々しさを全く感じさせない演技だった。(安定感半端ない。)
特に妻夫木くんは、東京家族など人を思いやる優しい役のイメージが強いし、本人の人柄もそうなんじゃなかろうかと思わせられる。
長澤まさみもその心でぶつかる演技は当時から健在だ。(共演者キラーの東出が長澤まさみには手を出さなかったのも分かる。)
タカヒロ的まとめ
いかがだっただろうか?昔の映画だと侮るなかれ。沖縄に行きたい、行く、癒されたい人はこの作品で心を洗ってみては?
『涙そうそう』(2020/03/28)★★★★★@Amazonプライムビデオ