映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の感想〜 「生きる」ことについて改めて考えさせられた映画

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こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku

体調不良により、公開から少し遅れての鑑賞。

2006年から始まったダニエル・クレイグの007も本作で見納め。

15年という月日は、長くもありあっという間でもあったなと。

『カジノ・ロワイヤル』が2006年。

ちょうど私が広島で社会人生活を開始した時。

厳密にいうと『カジノ・ロワイヤル(2006年)』と『慰めの報酬(2008年)』は、友人のN川君から「面白いから観てみてよ」と言われて観た。

そこから007にハマり、『スカイフォール (2012年)』『スペクター(2015年)』と映画館で鑑賞。

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その集大成となる作品が今作。

すこし感傷的になりながらの鑑賞となった。

では、早速いってみよう!

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のザックリとしたあらすじ

前作で、宿敵をやっつけてヒロインのマドレーヌと結ばれ平穏な生活を送っていたボンド(007は引退)

しかし、マドレーヌとの旅行先で突然襲われてしまう。

マドレーヌの裏切りを疑うボンド。そんな彼のもとに、かつての仲間が訪ねてくる。

そこで新たなミッションを彼に依頼するのであった。

彼を襲ったのは誰なのか?

新たなミッションとの関係は?

マドレーヌは裏切ったのか?

全ての謎が明らかになる作品。

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の感想

本作を鑑賞した弟が、007つまんねーと言ってたので、鑑賞するか迷ったのは事実。

ただ、本当にそうなのかな?自分の眼で見てみようと思い映画館に足を運んだ。

まずは前作のおさらいをしよう

そこで、まずは007の本を購入し、15年前の記憶を呼び起こすところから始めた。

マドレーヌって誰だっけ?

昔の作品のストーリーは?

など、この本を読めば大体わかる。

あーこんなストーリーだったなーと15年前の記憶を呼び起こしながら、読破。

映画館に足を運んだ。

007の爽快アクションは健在

おかげさまで、物語に置いていかれることもなく、寝ずに鑑賞できた。

むしろ爽快なアクションは健在で、寝る暇はなかった。

(007的なギミックな武器も少しだが登場する。)

これまでの007を楽しめた人には、充分満足できる作品だと思う。

人間は「存在する」のではなく、「生きる」のだ

引退し隠居していたボンドだが、結局は最前線に戻ることになる。

過去からは逃れられないのだ。

そして物語の後半には、以下のような言葉が出てくる。

人間は「存在する」のではなく、「生きる」のだ。

暇を潰すことを、kill time と表現するけど、自分は「存在する」ではなく、「生きている」かな?と問いかけてみた。

自分なりの得意技を見つけ、世の中の課題を見つけ、自分なりの得意技で苦しみながらも社会に貢献し、成長していく。

自分の価値を1ミリでも成長させるために、日々を「生きたい」なと。

また、

「存在する」=「死んでいる」

ととらえると、

「ノー・タイム・トゥ・ダイ」

は、「死んでいる暇はない(生きろ)」

というメッセージとも考えられる。

タカヒロ的まとめ

6年ぶりに観たダニエル・クレイグさんは少し老いていて、時の流れを感じさせられた。

自分にできることは何なのか?

自分は今、「生きている」のか?

そんなことを問いかけながら、日々研鑽していこうと思う。

最後までお読みいただきありがとうございます。 今日はこんな感じで!

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021/10/9)★★★☆☆@TJOY横浜

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