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こんにちは!文房具大好きタカヒロです(@kyohirofuku)
最近はFacebookをタラタラみるのを辞め、特定の人の投稿を集中して見るようにしています。その中で、私の尊敬する先輩が万年筆を使い始めたという投稿をしていました。
現職の友人に影響されて万年筆(と言っても1000円の安いの)を使い始めてみた。
万年筆って、流れる様な書き味が気持ちよくて、つい字を書きたくなる。ボールペンとか毛筆にはない感触。
職場での「今日やること・やったこと」ノート用に使ってるんだけど、タスク完了後に万年筆で一筆書くと、達成感が2割増しになって、仕事のモチベーションが上がる(感想には個人差があります)。そんな万年筆のインクがなくなったので、替えのインクも初めて買ってみた。色の名前を見てるだけでも何か気分が上がる。万年筆の世界って、奥深いな。
ということでスイッチが入り、会社帰りに買ってしまいました。。以前、『二重生活』という映画の中で、教授役のリリーフランキーが万年筆を使って生徒に説明するシーンが脳裏に焼き付いていて、きっかけがあれば買うモードになっていたんです。
そこに会社の先輩の投稿、さらには前の会社の諸先輩方が「俺も持ってる」「私は12本持ってますね」なんて言い出すもんだから、買わないわけにはいかないでしょう(笑)
というわけで、今回は万年筆「カクノ」のご紹介をしたいと思います。
では、早速参りましょう〜
万年筆「カクノ」とは?
万年筆「カクノ」とは、文房具メーカーのパイロットから2013年に発売された、子供でも使える万年筆です。
お値段は税抜き1000円のお手頃価格、気軽に万年筆を使うことができます。
普通の高級な万年筆とは違い、普通の本屋や文房具店に売られています。
万年筆「カクノ」を使ってみて
そもそも万年筆に抱いていたイメージが、
でした。しかし実際に万年筆「カクノ」を使ってみて、
万年筆カクノの感想
- インクはそれほどドバッと出ない。むしろボールペンに近い感覚で使える。
- 文字を書くのが楽。ただし図形は書きづらい。
- 紙にインクがにじむかどうかは、紙次第。むしろ紙に気を遣うべき。
- なんか所有してる感がある。
ということがわかりました。
インクはそれほどドバッと出ない。むしろボールペン感覚で使える。
かなり昔に万年筆を使った感覚だと、インクがドバっと出てくる印象がありました。しかしながらカクノはドバッとインクが出る印象はありません。ただ1日目よりも2日目の方がインクがよく出る気がします。インクが万年筆に馴染んできた感覚です。
文字を書くのが楽。ただし図形は書きづらい。
万年筆を使うと楽に文字をかけます。作家が原稿用紙に文字を書くときに、万年筆を使う理由がわかります。ただ、作家のように何万文字も文字を書く訳ではないのでそこまでの恩恵は今のところありません。
紙にインクがにじむかどうかは、紙次第。むしろ紙に気を遣うべき。
万年筆を使い始めてから紙の質を意識するようになりました。
この紙は万年筆のインクがにじんでしまうな、この紙は見た目によらずインクがにじまないなという感じです。
自分の生活の中で、紙の質に意識が行くようになったというのは一つ視野が広がったという意味では良い収穫だったと思います。
少し残念だったのが、自分が愛用しているロディア(n12)の紙でにじみが少し出ていた点です。
ロディアが悪いというよりかは、ロディア(n12)のような小さな紙に小さな文字を書くことに、万年筆は向いていないと感じました。
というのも、ロディア(n16)くらいの大きさであれば、文字も大きく書けるのでにじみが少ないのです。
ちなみに、モレスキンくらい紙の厚さのノートだと小さめの文字でもインクのにじみは避けられると思います。
なんか所有してる感がある。
万年筆を持つと、ボールペンより所有してる感があります。手軽に使えない分、手間暇をかけながらうまくお付き合いをしていくというどこか手間暇かかる感じが、万年筆を所有してる感を増幅させてくれます。
タカヒロ的まとめ
いかがでしたでしょうか?欲しいものはすぐにスマホで手に入り、手間暇のかかることはやらないようにする事は簡単です。
ただ、今回の万年筆のようにあえて手間のかかることに挑戦することで、今まで見えてこなかった視点が見えるということを万年筆カクノが気づかせてくれました。しかも1000円(税別 2018年2月時点)で。
明らかにボールペンよりも不便なのは間違いないですが、あえての万年筆でもう少しお付き合いしていこうと思います。その使い勝手の悪さも噛み締めながら。最後までお読みいただきありがとうございます。
今日はこんな感じで!