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こんにちは!福岡出身のタカヒロです(@kyohirofuku)2017年7月、福岡県朝倉市を集中豪雨が襲いました。30人が死亡、2人が行方不明になった今回の豪雨。福岡県朝倉市は、私の母方の実家がある場所です。そしてこの場所で私は母のお腹からオギャーと産まれました。
小さい頃は、兄弟や従兄弟と田んぼの中を走り回ったり、フジイのはちみつというハチミツ屋さんに行って祖父とハチミツをゲットしたり、三連水車を見に行ったり、ナイトライダーというアメリカのドラマを祖父母の家で観た後に、祖母の電気自転車でウロウロしたりと本当にたくさんの思い出がある街です。
そのぶん今回の集中豪雨で地域の方々の様子がとても心配でした。両親いわく、親戚はみな無事だったようですが朝倉市自体は大丈夫なのか?が気になっていました。そこで今回は私が実際に朝倉市に行った時の様子をご紹介したいと思います。そして朝倉市への支援を行うため、polca(ポルカ)というクラウドファンディングのアプリで支援を受け付けています!
九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市は今はどうなっているのか?実際に見てきました。
福岡県朝倉市の集中豪雨から一ヶ月。福岡県朝倉市に祖父母のお墓詣りに行ってきました。(祖父母は九州北部豪雨以前に亡くなっています。)お墓詣りに行く途中にみた、朝倉市には未だに集中豪雨の深い爪痕が残っていました。
例えば家の塀(へい)には、川の水がこの高さまで来たんだな、、というのがわかるほどの土砂の跡が塀(へい)についていました。どの家にも同じような土砂の跡がついており、川の氾濫による被害の大きさを物語っていました。
また平地にあった店舗は土砂に飲み込まれてしまい、店舗の中の商売道具を全て外に出していました。高さが低い場所では川が氾濫して流れ出て来た土砂が店舗を飲み込んでしまったようです。そのような店舗を見るたびに心が痛みました。そして復旧するのにも時間がかかる事を考えると、胸が締め付けられる思いでした。
その他にも土砂で流れて来た流木を集めた広場があり、「こんなに大きな材木がどこから流れて来たんだろう。。」と氾濫した川の土砂の威力をマジマジと見せつけられました。8月上旬に両親が朝倉市に来た時よりかは流木が減っていた(自衛隊の方々が処理をしてくださった)ようですが、まだまだ流木は残っています。
さらに衝撃的だったのが、氾濫した川から流れ出た土砂が田んぼに流れ込み、田んぼが一面土砂だらけになっていたことです。田んぼは黄土色の土砂だらけで、やや乾燥していてヒビ割れていました。よくテレビで見るような、干からびてしまった綺麗な大地の割れ目が不気味な雰囲気を醸し出していました。川から流れ出た土砂というのが、どれだけ厄介な存在かを思い知らされます。
何よりも衝撃だったのがAコープあさくら店(福岡県朝倉市のスーパーマーケット)の前にあった桂川が氾濫し、比良松中学校の体育館が倒壊、校舎の柱がむき出しになっていたことです。
比良松中学校といえば、私は小さい頃に夏休みのラジオ体操をするために、グラウンドに行っていました。見知らぬ土地の子供たちとラジオ体操をするのがとても新鮮だったことを覚えています。そんな中学校が大きな被害を受けていたので、なんだが故郷を奪われたような、そんな気持ちになりました。
【朝倉市への支援1】自分のブログの収益で募金をします
まずは、このブログで得た収益3ヶ月分を募金しようと思います。(だいたい飲み会4回分くらいです)
【朝倉市への支援2】友人からお金を集めて支援します
そして、せっかくなので「polca(ポルカ)」というクラウドファンディングアプリを使って友人から寄付を募り、福岡県朝倉市への支援をすることにしました。一口380円となっております。もし「スタバに1回行くくらいの金額なので支援してもいいよ〜」という方がおられましたらご支援くださいますと幸いです。
タカヒロ的まとめ
いかがでしたでしょうか?新聞やニュースでしか見ていなかった九州北部豪雨。現地から離れた地域に住んでいるとあまり実感がない人もいるかもしれません。その実態をこのブログでお伝えすることで、少しでも多くの人が実態を知っていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。 今日はこんな感じで!
【2019年12月30日追記】比良松中学校と川の土手の修復が進むも、まだまだ工事は続いていました
Aコープあさくらにの名物かしわおにぎりを買いに行ったときに、比良松中学校の様子を見てきました。
2017年8月から2年ほどの月日が経っており、大部分の川の土手の修復は完了していました。
しかしながら、比良松中学校の小さな体育館のような建物の箇所は、修復前の状態だった。
そして未だに工事の重機が川沿いに置かれており、まだ修復は続いているという感じでした。
2年が経過してもなお、修復をしていかなくてはならない現実に、災害というのは本当に恐ろしいと実感しました。
一早い、復興をお祈り申し上げます。
(おわり)