台風の連休で観た『ダウンタイム』の感想

映画・アニメ感想

台風でシルバーウィークが動けなかったためネットフリックスの『ダウンタイム』を観た。妹と母、弟と父以外は観たことになる(笑)

固定された価値観とUX

物語の前半は主人公の外科医が美容外科なんてクソだ。という価値観が少しずつ変わっていくお話。正直、私も主人公と同じ思いだったが、人の人生を前に進めてくれるものという観点でそんな価値観もあるのかと思えた。それを死に際の老人の整形、子供の整形という初めて聞くと「それはないだろ!」という極端な事例で価値観を揺さぶっていく。さすがのネットフリックスの脚本。

単に「使たくなる」というだけでなく、「人生の中でこれがあると前に進める」という状態を作りだすこと 引用:『選ばれるUX』より

というUXの定義を読んだが、それと近しいものがあるなと。それを確信させるための美容外科によるカウンセリングだったり、空間だったりする。そんな観点で観てみるのも面白い。

次のステージに向かうための「ダウンタイム」

整形術後の回復期間を「ダウンタイム」と呼ぶ。これをサナギから蝶になることと例えていた。サナギの状態の細胞は破壊され、新しく生まれ変わるのだそうだ。主人公たちは家族などの苦難を乗り越えていき、次のステージに向かう。ちょうど自分も仕事と私生活が絡む大きな変革期にいて悩んでいるところだったので「ダウンタイム中だなこれは」とふと思った。人が大きく変わるには、時間が必要だということか。

おわりに

整形の描写がすこしグロいところはネットフリックスならではではあるが、単純に面白い、楽しいというだけではなく、人生、仕事との向き合い方を考えるヒントのようなものが散りばめられている気がした。私もまた、前に進もう。

(おわり)

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