こんにちは!タカヒロです(@kyohirofuku)読売新聞の映画紹介欄で、偶然見つけた映画『ブルージャスミン』。
紹介されていたストーリーを少し読んだだけで、「これは面白そう!」と食いついてしまいました。
他人の不幸は蜜の味という言葉がありますが、まさにそれを具現化した映画です。
お金があるからといって生活レベルを上げすぎると、元に戻すのには本当に大変。そんな葛藤の中で人生で、本当に大切なものを再認識させてくれる映画でもあります。
今回はこの映画の感想をシェアしたいと思います。では、早速参りましょう〜
『ブルージャスミン』のあらすじ
実業家の夫とニューヨークで贅沢な暮らしをしていた主人公ジャスミン(ケイト・ブランシェット)。そんな夫がとある事情により逮捕され、贅沢な暮らしができなくなってしまう。
そこで義理の妹のジンジャー(サリー・ホーキンス)の小さなアパートに身を寄せて働きだすが、うまくいかない。そんな彼女が人生の階段を転がり落ちていく中でエリート外交官と知り合い、贅沢な暮らしに戻ろうと奮闘する物語。
『ブルージャスミン』の感想
女性が転落していく人生を描くという点では、2006年公開の『あるスキャンダルの覚え書き』でのケイト・ブランシェットと重なりました。
半端なく綺麗な女優さんがここまでの汚れ役を体張って演じる、というのは逆に潔いしハリウッド女優とはこういうもんなんだなと、改めて感服しました。日本的にわかりやすくいうと黒木瞳さんが汚れ役を映画で演じるみたいな感じです。
でもそんなことは、まず無いですよね。そこんとこが日本と海外の女優さんのスタンスの違いなのかな?と感じました。
また映画の構成が贅沢な暮らしをしている時と貧乏な時を交互に繰り返しながら進んでいくので、シリアスながらも笑えますし、観ていて飽きません。
『ブルージャスミン』の印象に残ったシーン
最後にある人物からもう会わないでくれと言われるシーンが一番、観ていて辛かったです。
人間は他人との関係性の中に幸せを見出すと私は思っているのですが、周りにそういう人がいない時の辛さというか惨めさのようなものを強く感じて、観ていて胸が張り裂けそうでした。
一時の感情に流されそうなときも、そういったつながりに感謝して立ち止まり、大切に相手との関係を築いていく心がけが必要なんだなと改めて思いました。
タカヒロ的まとめ
いかがでしたでしょうか?2013年の映画なのでアマゾンプライムビデオでも観ることができます。本当に観ていて飽きない久々のヒット作品です。
元気がない時に観たら、主人公の転落っぷりに逆に元気をもらえると思います。
ぜひぜひ、ご覧ください。
『ブルージャスミン』(2018/2/26)
★★★★☆@アマゾンプライムビデオ
★★★★★ 近年有数の名作
★★★★☆ 見逃せない
★★★☆☆ 楽しめる
★★☆☆☆ それなりに楽しめる
★☆☆☆☆ オススメしない